FREEJIA投稿小説
[リストに戻る] [ホームに戻る] [新規投稿] [スレッド表示] [トピック表示] [留意事項] [ワード検索] [管理用]
魔王軍の休日の過ごし方 - ハルマキ 2008/02/17(Sun) 21:19 No.62

魔王軍の休日の過ごし方 投稿者:ハルマキ 投稿日:2008/02/17(Sun) 21:19 No.62
みなさんこんばんは。魔将軍のソフィアです。
本日は魔王軍の休日について皆さんに紹介したいと思います。

では、まずはヴェイク様の休日から

(ヴェイクの部屋)
ソフィア「ヴェイク様、失礼します。」
ヴェイク「おお、ソフィアか。
     見てみろ、私のコレクションを!」

ヴェイク様は休日になると、ご自身が集めたレアなアイテムの数々を
こうして並べて、一日中眺めているそうです。

ヴェイク「お前も見るか?特にこれがオススメだぞ?
     このアネモネの帽子はマニアの間でかなり有名な品でな、
     手に入れるのにどれほど苦労したことか・・・。
     あれは、私がレモリア大陸の・・・」
ソフィア「あ・・あの、ヴェイク様・・・。
     その話はまた今度にしてください・・・
     まだ、仕事中なので・・・」
ヴェイク「そうか、つまらんな・・・」

ヴェイク様はレア物の話をし始めると12時間くらいはかかります。
全く、困った物です・・・。
では、続いてバジルとキリトの部屋へ行ってみますか。

(バジルとキリトの部屋)
ソフィア「失礼しますよ、バジル、キリト」
バジル「ソフィアか・・・。
    今、良いところだ邪魔をするな!」

キリトとバジルは休日になると決まってチェスをしています。
でも、バジルが勝ったところを私は今までに一度も見たことがありません・・・。

キリト「チェックメイト」
バジル「何ぃ!?」
キリト「これであなたとの対戦結果は1000勝0敗ですね。」
バジル「ぬぬぬぬぬ・・・もう一回だ、キリト!!」
キリト「ええ、構いませんよ?」

なんだか、バジルが凄く子どもっぽく見えます・・・。
しかし、普段でも共に任務をこなしているせいか、
キリトは彼の扱いが上手ですね。
さて、次はサキさんの部屋へ行ってみますか。

(サキの部屋)
ソフィア「失礼しますよ」
サキ「あら、ソフィアさんじゃないの。
   どうかしたかしら?」
ソフィア「いえ、サキさんは休日でも勉強熱心ですね。」
サキ「ふふ当然よ。魔法を使いこなすには日々勉強しなきゃいけないからね。」
ソフィア「そうですか。私も見習わなくてなりませんね。
     あ、邪魔しちゃなんですから、私はこれにて・・・」
サキ「ええ、それじゃあ」

私もサキさんには負けられませんね。
いつまでも「赤髪の魔女」と呼ばれられるように
魔法の勉強はしておかなくては・・・。

さて、魔王軍の休日の過ごし方はわかりましたか?
え?私は休日には何をしているのかって?
ふふふ・・それは秘密です・・・。
では皆さん、ご機嫌よう・・・。




あとがき
久々の投稿小説です。
人間と対抗している魔王軍にも休日はあると想像しながら
書きました。
ところでソフィアさんの休日の過ごし方って
何なんでしょうかね?
それでは!


- 返信フォーム

お名前
Eメール
タイトル
メッセージ
参照先
暗証キー (英数字で8文字以内)
投稿キー (投稿時 投稿キー を入力してください)
文字色