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タイトル「バジルとキリトと。」の後日談
投稿日: 2008/09/06(Sat) 00:50
投稿者ハルマキ

ボイスドラマ「バジルとキリトと。」の後日談

シオン達を倒すために魔獣カーバンクルを召喚したバジルであったが、
カーバンクルを完全に洗脳しきれておらず、逆に襲われてしまって
全治二ヶ月の怪我を負ってしまった。

バジル「だぁ〜!なんでああいう時に限って暴れ出すんだよ!!」
キリト「魔獣使いの異名を持つ貴方でも、そういうことはあります。」
バジル「というか、なんでお前は終始たこわさびを食いながらただ見てるだけだったんだよ!!
    助けてくれたっていいじゃないか!!」
キリト「あなたがたこわさびでも食ってろ、とか、心配無用とか言ったからじゃないですか。
    私はそれに従ったまでですよ。
    ・・・自業自得ですね。」
バジル「・・・・・・。まあ良い・・・。
    この怪我が治ったら、もう一度ルイ・スティンを殺しに向かう。
    あいつらはこの俺に屈辱を味合わせてくれたからな・・・」
キリト「ああ、そうそう・・・。ルイ将軍、もう貴方のこと眼中にないみたいですよ?」
バジル「ガーン!!なんだと・・!?」
キリト「俺は今まであんな馬鹿を敵視していたのか・・?とご自分を責めていらっしゃいました。
    まあ、私も否定はしませんが・・・。」
バジル「チョット待て!貴様まで俺を馬鹿扱いしているのか!?」
キリト「ダメですか?言っておきますが、今回の件・・・、もし私が手伝っていれば
    シオン・アスタークを仕留めることもできたでしょう。
    ですが、貴方はそれを断った。
    せっかく倒せそうな相手に貴方は仕留めるチャンスをむざむざ失いました。
    これは・・・もはや馬鹿としか言いようがありませんね・・。」
バジル「キリト・・・貴様、さっきから黙っていれば好き勝手言いやがって・・・。
    最強の俺を敵に回したらどうなるかわかっているのだろうな・・?」
キリト「これは失礼・・・。ですが、貴方は魔将軍の中では最弱ではないですか・・・。
    思い上がっては困ります。」
バジル「最弱だと・・?それは違うな。俺は最強なんだ。」
キリト「もし、最強であるならばカーバンクル如きから致命傷を受けないはずですが・・?」
バジル「ギクッ・・」
ソフィア「そうですね・・貴方は自分が魔将軍最強と思ってらっしゃるみたいだけど、
     最強なら魔獣相手に致命傷なんて受けないはずですよね。
     なのに、なんで最強の貴方が全治二ヶ月の大怪我を負っているのでしょうか?」
バジル「ギクギクッ・・・」
サキ「そう・・。思い上がっていたせいで魔獣から致命傷を受け、
   敵視していたルイ・スティンの前で失態を見せてしまった。
   こんなお馬鹿さんは今までに見たことないわ。」
バジル「ギクギクギクッ・・・」
ヴェイク「魔将軍最強ならソフィアで十分だ。
     お前のように思い上がって任務を失敗する奴に用はない。」
キリト「次に入れる魔将軍も考えなくてはなりませんね。」
ヴェイク「うむ・・そうだな・・・」
バジル「えっ・・・えっ・・えっ!?
    ちょっとお待ち下さい!ヴェイク様ー!!!
    うわぁぁぁぁ!!!!」

このバジルの絶叫はフィルル・ミィルルを超え、
麓のジェノンの村まで聞こえたという・・・。


あとがき
ボイスドラマの「バジルとキリトと。」聞いてて
この後こんな事があったのではないかと想像して書きました。
バジルがめっちゃ酷い扱いになっていますが、
彼の自業自得ですね・・・(笑)
    

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「バジルとキリトと。」の後日談 - ハルマキ 2008/09/06(Sat) 00:50 No.67


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