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タイトル特別任務
投稿日: 2006/11/27(Mon) 15:03
投稿者もやん

ある日カインとユウは魔獣の森に来ていた。その理由はこうだった。
「魔獣の森の隠し通路について探してきてくれ」と言われ、暇だったユウも
一緒に連れて行かされた。カインがはりきっているいるのも訳がある。
隠し通路を見つけたものにはレア物・・・・・がもらえるからだ。
ラーハルト司令官もカインの性格が呑み込めてきたようである。あっぱれじゃ。
ちなみにこれは特別任務。何が特別なのであろう?答えは一番下にあり〜。
         ・・・それでここは魔獣の森。

ユウ「あ〜ぁ、こんどの任務はつらいぜ!しかも男二人で!!
   本来ならリナやカトレアさんやフリージアが・・・。」
カイン「まぁいつものことだろ。」
ユウ「確かに・・・って5割方この小説でオチに使うなんて、将軍として恥ずかしいぜ!」
カイン「こっちも四大将軍の一人として、恥をかけられているけどな・・・お前に。」
ユウ「んっ・・・じゃあどんなところが恥か言ってみろよ。」
カイン「・・・その・・・非の打ち所しかないってところが・・・」
ユウ「言うじゃねぇか!よぉし、こんどこそ・・・」
・・・・・・・っ・・・・・・・
カイン「まて。なにか・・・」

・・・・・・ざくっ・・・・
ユウ「おい、何の音だ?」

・・・・・ざくっ・・・ざくっ・・・ガチ!「む!」
カイン「だれだ!?」
ユウ「・・・・・・ヴェイク!?」
ヴェイク「・・・ん?・・・なんのようだ?勝負しにきたのか?あいにく今は・・・」
カイン「・・・かまっている暇は無い。・・・ところで、何してるんだ?」

魔王ヴェイクが掘っていた物は・・・?
特別レアなものでもなく、パニュール・ピニョールのビンでもなく、
ゴムパッキンのカビでもない。知りたかったら下を見てくれ、見てください。

ヴェイク「見て分からんか?レギョンを釣るためのミミズを捕っているのだ。」
ユウ「・・・・・(見たってわかんねーよ。)・・・(買えばいいじゃねぇか・・・。)」
カイン「(レア魚レギョン!?ほしい!くっ、ここは我慢だ!そうだ、暇なディアに…。)
    ・・・・・ふぅ(こんなやつを支配するなんてガルドゥーンも大変だな・・・。)
    ま、おいていこう・・・ユウ!いくぞ!」
ユウ「金が無いから買えないのか?・・・ああっ!カイン、まてぇ!」

〜歩くこと10分〜

ユウ「はぁー。もうだめだ。隠し通路なんかどこにもねぇんだよ。俺はもう帰るぞ。」
カイン「ああ、そろそろ日が暮れてきたしな。レア物は明日にするか。」
ユウ「(そのレア物に俺は振りまわされた、ってわけか・・・)」

〜歩くこと5分、帰り道にて〜

先に口を開いたのはカインだった。
カイン「・・・・・!!!(青い髪の少女!?)」
そこにはカインのおもったとおり、青い髪の少女?がたっていた。
カイン「君はここがどんな場所(以下省略)・・・君の名前は?(アイリスか?死んだはずだが…」
カインはこのことを思い出すたびに胸が痛くなる。 少女?はうつむきかげんにこう言った。
読者は?というのが気になるだろう。うん、そうだろう。

少女?「私の名は・・・・アイ・・・する人を追い続けるトレビアン様よ〜!!!!!!」
ユウは動揺している。…アレを踏んだ少年の如く。←?
ユウ「そういえばお前どっから来たんだ?さっき通ったときはいなかったぜ・・・。」
トレビアン「うふっ♪よく聞いてくれたわね。さすが私の見込んだ男カインちゃ〜ん
      (ユウ)、そこの木の陰を通ってき・・・ぐはっ!チョーモラーンマ〜!」
カイン「さて・・・この木だな。バカもほんの少しは役に立つようだな。」
たしかに木の陰に変な道があった。どこに続いているのかは分からないが。二人は歩いた。

しばらく行くと、分かれ道があった。

カイン「どうする?二手に分かれるか?」
ユウ「いっ、いやだぁー!なんかでてきそうだぁ!」
カイン「じゃあ・・・左に行くか。」
・・・・・後で気がつくことになるかもしれないが、右には南クロス城があった。

カイン「(どこだ?ここは?)」
ユウ「出たぞ!・・・ここは・・・もしや・・・あそこじゃねぇか?」
カイン「ユウ、ここを知っているのか?・・・・・(はっ!ここは聖ヘレンズ・・・。)」
ユウ「・・・・・・・知らない場所!・・・・・ぶっ!」
ユウはカインに殴られた・・・・・。
カイン「まったく、くだらないギャグにつきあわせるな。ここは聖ヘレンズ国城下町前だぞ。」
ユウ「あっ!そういえば・・・。まぁ、早めに報告にいこうぜ!」
カイン「ああ…(一瞬ヴェイクの癖がうつったかと思ったが・・・。)」

〜城の内部〜

カイン「ラーハルト司令官、木の陰から城下町前までつづく隠し通路を発見しました。」
ラーハルト「・・・・・あぁ、あれか・・・あれは私も既に知っている。」
ユウ「(がびーん)」
ラーハルト「・・・しかしながら、私しか知らない通路を見つけるとは・・・・・
      うむ、報酬としてこれをやろう。レア酒だ(たぶん)」

〜どこかの場所〜

カイン「よし、飲むぞ!」
ユウ「酒の名はなんていうんだ?」
カイン「ええと・・・・・“レア酒T,P(トレビアン・ピニョール)”」
ユウ「・・・・・(逃げようか…)」
カイン「・・・飲むか?」
ユウ「!・・・いや・・・。」
カイン「飲め!!!」
カインは無理矢理ユウの口に押し込んだ。というより流し込んだ。

ユウ「っ! アインあえお〜(カインやめろ〜)…ぐぶっ!ぶへっ!・・・(失神)」
カイン「やはり変なものだったか・・・。」

ルカ「ユウしゃん遅いダニ〜」

〜その後の様子〜

トレビアン「アイリスはもうだめね・・・次はフリージアでいこうかしら・・・。」
ユウ「あっはーん、カインちゃ〜・・・って俺何やってんだ?」
ヴェイク「ここは・・・どこだ・・・。」
ラーハルト司令官「なるほど、こんな通路があったのか。_〆(σ_σ) めもめも・・・」
         ふふふふ・・・節約っ♪」←(これがこの任務の主旨だった…。)

―――終わり―――

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特別任務 - もやん 2006/11/27(Mon) 15:03 No.23


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