舞台はラ・ロニアテ地方にあるフォルス島。
アニーは、ヴァンパイア(吸血鬼)一族の生き残りであった。
ヴァンパイアは高い自己治癒能力を備えている種族である。
アニーは、「銃に撃たれても死なない」という、その能力を生かし、
各地にある様々な組織で、ボディガード(用心棒)として生計を立てていた。

ある日、対立組織との争い中に不覚にも瀕死状態になるが、
偶然通りかかった暗殺組織のボスであるコリンズに、その命を救われた。
アニーはその後、彼の組織「ラニアケア」のボディガードとなった。

数年の月日が流れ、重い病を患っていたコリンズが病死した。

コリンズの死を境に、対立組織「赤いサソリ」は、
ラニアケアのメンバーに襲いかかる。

病死する前にアニーと交した約束、 それは「カリンを最後まで護り抜くこと」。
アニーと赤いサソリとの熾烈なる戦いが、今始まろうとしていた。


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