◆カインたち一行と魔将軍のhnbn(ほのぼの)?な一日◆ ここはスノースリーブスへ続く途中の道 ユウとエルデルスタで合流してから少しこっちの方面に来てみた フリージア 「ここ、ユウが倒れていたとこなんです。       そういえばルイさんもここだったなぁ。やっぱり兄弟だからかな。」 ユウ 「んーそうかもな」 カイン 「ルイ?誰の事だ」 フリージア 「ルイさんはここでけがをして倒れていたの だから私の家で手当てして       そのあとルイさんと一緒にラティス村への船着き場まで行ったの。       聖魔のテイルちゃんかわいかったな。」 カイン 「なるほどな     そう言えばユウ、よく広いし、熱いし、危険とか、三つの言葉を連続していうが     癖なのか?」 ユウ 「たぶんな・・・」 フリージア 「そういえば、ルイさんも似てること言ってましたよ。       どこかで聞いた気がしてたんだけど、ユウの言葉だったんだ」 ユウ 「なんて言ってたんだ?」 フリージア 「この山は、広いし、高いし、危険だからって。」 ユウ 「あ・・・そうか」 フリージア 「やっぱり兄弟って似るんですね」 カイン 「フリージアの姉のカトレアは料理がうまいんだろ」     (ボソ)フリージアも上手ならいいんだけどな、こればっかりは似てないな ユウ 「カイン、それは言ってはいけないと思う・・・・」 フリージア 「カインさん、何か言いました?」 カイン 「いや・・別に」 フリージア 「ならよかったです。もう少しでイフリート呼ぼうかと思っちゃいました。」 カイン 「ふぅ危うく死ぬところだった」 フリージア 「えーと、気を取り直して・・・ねえユウ、ユウって手強かったけど俺の敵じゃないみたいなこと言うの?」 ユウ 「言うな絶対言う、例え炎竜が相手でも勝ったら絶対言うぜ。」 ルイ 「それならさっきつぶやいた気がするぞ」 ユウ 「ル・・・ルイ兄!? 」 フリージア 「ルイさん、お久しぶりです」 カイン 「おまえがルイか・・俺はカインだよろしくな」 ルイ 「あぁ」 テイル 「よろしくデシー」 ルカ 「テイルしゃん!! 」 テイル 「ルカしゃん、久しぶりデシねー」 ユウ 「でさっきつぶやいた気がするって?」 ルイ 「あぁポセイドュスを倒した時にな」 ユウ 「ゲッ…あいつを一人で撃破かよ・・恐ええ」 フリージア 「わぁやっぱり強いんですね」 カイン 「ルイの技は一体どんなものを使うんだ」 ルイ 「俺の技は聖ヘレンズの技だ 親父に教わっていた」 カイン 「親父さんの名は?」 ルイ 「リー・スティンだ」 カイン 「あーリー師範の息子か・・ってことはユウも…」 ユウ 「そっ」 フリージア 「あの、後で私の家に行きませんか?ビビンバステーキ御馳走しますよ。」 ユウ 「ビビンバステーキ、絶対行くぜ!!あーーまたカトレアさんのビビンバステーキが食えるぜ」 カイン 「そうだな、後で寄ろうか」 ルイ 「悪いが、俺はバジルを追わなければいけないからな」 パシ パシ カイン 「ん?誰かいるのか」 たったった キリト 「バジル、何をやっているんですか?ぜんぜん当たりませんよ」 バジル 「技の軌道よむんじゃねーよ」 パシ ソフィア 「あまりキリトのほうばかり気にしていると、私のほうをかわせませんわ」 カイン 「あの声は…魔将軍かっ」 ヒョイ(草むらから覗く) ユウ 「えーと・・だなぁ」 カイン 「雪合戦って・・しかも技って」 ルイ 「子供か・・あいつらは」 フリージア 「ふふっなんだか楽しそうですね」 ユウ 「よーし、ここは一時休戦だ!!雪合戦、混ぜてもらおうぜっ」 カイン 「俺はいい・・」 フリージア 「カインさん、景品がレアものだったらどうします?」 カイン 「たまには息抜きも必要だな、行くぞフリージア」 フリージア 「はいっ ルイさんは?」 ルイ 「雪合戦に興味はないから見ている だがバジルに話もあるからな    一応、お前たちと一緒にいる。テイルは行ってきてもいいぞ」 テイル 「僕とルカしゃんは一緒に雪だるまつくってるデシ」 ルカ 「つくるダニー」 カイン 「おい」 バジル 「おまえらはっ」 ユウ 「よう!今は休戦だ 俺達も雪合戦まざるぜぇー」 バジル 「休戦だと!?何考えてやがるっ」 キリト 「そうですか、わかりました。では一時休戦ということで」 ソフィア 「そうですね」 バジル 「はぁっ?」 フリージア 「ルールは私たちのチーム3人と魔将軍チーム3人でどうですか?」 ソフィア 「景品は一応レアな紅茶・・となっていますが…」 カイン 「(絶対に負けるものかっ)」 バジル 「三人って・・あいつ(ルイ)はやらないのか?」 フリージア 「興味がないから見てるって」 テイル 「みなしゃん、用意はいいデシか― 雪合戦開始デシー」 カイン 「いいか皆、キリトは素早いから後回しだっ とりあえず     一番弱そうなバジルを狙うぞ」 ユウ 「いいぜっ(カイン、レア物のおかげで本気モードだな)」 フリージア 「えいっ」 バジル 「うわっ」 キリト 「はぁ情けないですね それでも魔将軍ですか」 バジル 「うるせぇなぁっ うっ」 ユウ 「ほらほら無駄口叩いてると雪玉にあたるぜっ そらっ」 キリト 「くっ まだ軌道をよんでいないのですけれど」 ユウ 「んなこたぁ知らねえよっ よそ見してる方がわりぃんだっ」 フリージア 「きゃっ」 カイン 「フリージア! 魔将軍・・・フリージアに雪玉をあてた罪は重いぞ」 ユウ 「カ・・カイン?どうしたんだ」 シャン ユウ 「お・・おい 光の翼やる気じゃねーだろーな」 カイン 「これで止めだっ 雪玉の翼っ」 フリージア 「えっ」 カイン以外の人 「ださい」 ユウ 「雪玉がすごい勢いで投げられてる こりゃあ魔将軍でも太刀打ちできねえな」 バシバシバシバシバシ キリト 「ふふっ惨敗ですね」 ソフィア 「さすがは聖ヘレンズの将軍様ね これがレアな紅茶よ」 カイン 「ああ(レアものゲット)フリージア大丈夫か」 フリージア 「はい♪」 ユウ 「で、どうするんだ 飲むのか?」 カイン 「あぁ・・     フリージア入れてくれ」 たったった ルイ 「バジル、今は休戦だから何もしないが、必ず    フィーナと親父の仇は取らせてもらう」 バジル 「おぼえておく」 ルカ 「できたダニー」 テイル 「ユウしゃん、ルイしゃん、空魚しゃんの雪だるまデシー」 ユウ 「いや、それは雪だるまとは言わねえだろ ん?」 どこからともなく、ふざけたメロディーが流れてくる カイン 「まさか・・・」 トレビアン 「カインちゃ―ん、私の作った紅茶、飲んでくれるの――ん?」 カイン 「おまえの作った紅茶なんか飲めるかっ」 トレビアン 「仕方ないわねー じゃ代わりに私からのキスを…」 カイン 「皆、いくぞっ」 フリージア 「お願い力を貸して炎の精霊イフリート!」 ユウ 「俺の前に出てくんなっ羽ばたけ光の翼!」 ルイ 「貴様にかまっているひまはない、光の翼!」 カイン 「これで終わりだ!月光これがお前の見る最後の技だ!師匠俺に力を」 ドゴーン トレビアン 「ぐはっチョモランマー」 カイン 「さぁ、みんな 今日は久々の休戦だ     全員でフリージアの家に行こうっ」 フリージア 「ビビンバステーキ、御馳走しますねー」 ユウ 「行こうぜ 魔将軍もこいよっ 腹減っただろ」 キリト 「そうですね 行きましょうか」 バジル 「ちっ」 ソフィア 「バジル、早くいかないとおいて行かれますよ」 バジル 「わかってる」 たったった こうしてトレビアンは月の光とともに消え、 カインたちの妙にほのぼのとした一日は過ぎていったのでした ◆投稿者のコメント◆ あまりにもいつもいつも魔将軍との関係は最悪なので 少しでも仲の良いのを書けたらと思って書いていました 無茶苦茶早くにルイと出会ったり、ディアを探さずに雪の地方に来たり 無いようぐちゃぐちゃですが、まぁまったり読んでくれればうれしいです トレビはいつだって報われませんねσ(^_^;) ◆企画者のコメント◆ 「休戦だと!?何考えてやがるっ」のバジルの一言に、 思わずツッコミを入れざるをえませんでした。 「雪合戦をしてるお前が何を考えてやがる」と(笑 雪玉の翼は確かにあまりカッコイイとは言えないですね。 どうやら彼のネーミングセンスはあまりないようです。