◆カインとユウの悪夢◆ ここは、聖へレンズ国であり何時もと変わらない日常が送られていた。 そう、4大将軍の一人カイン・ヴァンスが南クロス王国オカマ皇子トレビアン・G・マンダム 彼に追われている事も何時もと変わらない日常だった。 『そんなわけあるかああああぁぁぁぁぁぁぁーーー!!! 『カインちゃん、逃げないの♪って、まてえぇぇぇぇぇ トレビアンはカイン・ヴァンスに初めて出会った時から好意を持ち 日夜ストーカーのレベルを超えるほどの勢いでカインにしつこく付きまとっているのである。 ちなみに、カインは男です。(当たり前だろ!!。 『うああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ 『相変わらずオカマさんに追われてますねぇ、カインさんは。 『まったくトレビ位の敵に何をてこずっているのか、大丈夫かカインの奴は 『まあ、俺様の愛と愛と愛の力を使えばあんな敵イチコロだけどな。 『また、そんな言葉を使っているダニ。それ、わけ分からないダニ カインが追われている風景を見て、談笑しているのは 精霊術士のフリージアとカインと同じ聖へレンズ国4大将軍の一人ユウ・スティン、 そして、ユウのパートナーを務める猫のルカの二人と一匹だった。 『ルカは猫じゃないダニ、聖魔ダニ!! あ、すいません。少し訂正します…… ルカは猫の姿をしていますが、聖魔と呼ばれる魔物であり言葉を話せるのである。 ちなみにユウより少し頭が良いのか……? 『そこは疑問系じゃないダニ!! それはさておき、カインはトレビアンの事は気持ち悪いくらい嫌いである。 そして、カインは諦めたのか立ち止まりトレビアンが立ち止まるのを待った。 『カインちゃん、私の誘いを断りあんな小娘とデートだなんて許さないわ!! 『私の出演作、演劇トレビアン〜愛と純情と7人の下僕達〜のチケットもあげたのに 『いるか、それにその作品の主演男優-ヒロイン的存在-が何で俺なんだよ!! 一応、内容を読んでいるカイン。それにトレビアンは猛反発 『な〜に言ってるの、カインちゃん以外に誰が出演するのよ。誰が。 『知るか!! 『カッチーン、私の誘いを断るなんていくらカインちゃんでも許さない。 『でっ? 『こうなったら、私のあみ出したひっさゲボっ!! 『…………………… 『舌かんだ〜、ぬぉっ足つった!! 『…………………… 『なかなかやるわね、私をこんな目にあわすなんて…… 『仕方が無いから、私を嫁に 『月光、これがお前の見る最後の技だ…… 『ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああ 最後の言葉でついにキレたカインは、月光を使いトレビアンを吹き飛ばす。 トレビアンは、多分子供でも勝てるくらい世界最強級の弱さを持っていた。 その末路を見届けた後、ユウ・フリージア・ルカが現れる。 『お〜お、今回もトレビは高く飛んだ事……… 『マイペ〜スに対応しないで、助けに来いよユウ。 『へへ、トレビごときなら俺の出番なんて問題ないだろカイン♪ 『それにユウしゃんとトレしゃんの勝負なら互角のような気がするダニ 『んなあぁにぃ、ルカおれがあんなオカマと互角なわけないだろ!! 『そう、俺様の愛と愛と愛の力で瞬殺間違いない、そうだろフリージア。 『ユウって、オカマさんと同レベルな感じがしてきた。テンション的に…… 『ガーン!! 『ユウのやる気が125下がった、ユウの明日の食欲が528下がった、ユウの明日の宿題が125あがった。 『あ、すねたか。気にせず行こうフリージア・ルカ 『はい、カインさん。 『分かったダニ ユウ・スティンがいじけて、現実放棄している中…… トレビアンは、元の場所に戻っていた。 『な、何で……カインちゃんはあんな小娘を選んで私に振り向かないの? 『漢字ドリル・たこ焼き作り・縄跳びの特訓とか数多くこなしていたのに……… 無駄な努力と思う、私でした。 『何かが違う、どうすればカインちゃんは私に振り向くのかしら…… 『……………………… 『ぬぉっ!!そうか、そういう事だったのか!! 『私の愛と愛と愛が足りないから、振り向かないのね!! その結論に達し、ある男の絵を思い浮かび探そうと考える。 しかし、数秒でその男を見つけ出す…………… 『あ、トレビ…… ユウ・スティンであり、ユウは現実に戻りトレビアンの存在を確認するのである。 『ユウ師匠、私を弟子にしなさいよお 『ハアッ!!、なんでお前を弟子にするんだよ。 『そんなの決まっているわよ、カインちゃんを振り向かせるには私の愛と愛と愛をぶつけるしかないわ。 『それ、俺のキメ台詞………… 『その為には、ユウ師匠アンタの愛と愛と愛を理解し己の技にするのよ。 『おい、マジで言ってるのか?それ……… 『っと、言う事で弟子にしなさいよぉぉぉぉ!! 『ぎゃあああああああああああああああああああああああああああ それから数日後、 『ぎゃあああああああああああああああああああああああああああ 『待ちなさいよぉ、私を弟子にしなさいよぉぉぉぉぉっ!! 『…………なんだ、コレ。 カインは意味不明だった、ユウがトレビアンに追われている状況であり トレビアンの形相が何故か一番怖い、 『あ、ルイ兄助けてくれぇぇぇ 『待てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ 『…………、問題ないかすり傷だ。 『意味わかんねえぇぇぇよおぉぉぉぉぉ ルイはその気持ち悪い顔になったトレビアンを見て、逃げ出す。 『あ、ディア 助けてくれ。トレビに追われているんだよ〜〜 『ディアってのは仮の名前さ、本名知らないね〜 『ダメだこりゃーーーー トレビアンに追われ続けて、行き止まりにつく 『く、こんな時やはり俺様の愛と愛と愛で一気に倒すのみだ。 『ふ、出来るものならかかってきなさ〜い。 『ハア、オリャ!! 『グハ、チョモッと言ってられねえ!! 『この私の新たなる姿を見せてやるわよ〜、この下僕共 その時、何故か魔将軍の一人バジルが現れた。 『ク〜ックク、感じるぞ馬鹿な人間の哀れな末路が……… 『そんな哀れな人間をなぶり殺しにする。なんて気持ちいい事なんだろうか。 『さあ、そんな哀れな人間は……………!!!! バジルは目が仰天した、それもそのはず…… 南クロス城の姫ジェシカ・G・マンダムと知り合いである。 しかし、トレビアンは眼中に無かった為にその存在をあまり知らない。 『あ、あいつ男だったのか? 遠目の為にその存在をジェシカだと見た。 『グハ、チョモランマ〜〜〜−−−−−−−−−− ユウが苦戦の末に、倒したトレビアンが飛んできたのを見て 『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお 切り殺す、しかし切られたのが慣れたのか2秒で復活 『あ〜ら、貴方も良い男ね。カインちゃんには負けるけど 『死ね。 『グハ、あ〜ら貴方も良い腕ね。チューしてあげるわ〜チュッ♪。 『……………… バジルは気絶した。 そして、この出来事のあと いつもの変わらない日常に戻った。 『いやだあああああああああああああああああああああああああああああ 『カインちゃん、逃げないの♪って、まてえぇぇぇぇぇ こうして、カインとユウとバジルの悪夢が始まる。 FIN ◆投稿者のコメント◆ 思いつきで作った作品であり、思いついたアイデア 『カインに愛と愛と愛でぶつけるトレビアン』から生まれた作品です。 内容は分かりやすいですが、面白いかどうか分かりません。 出来ましたら、辛口評価お願いします。 ◆企画者のコメント◆ 非常に独特な雰囲気と表現で文章を書かれており、 情景描写にキャラクターがツッコミをいれているところが面白いですね。 バジルをキスだけで気絶させるトレビアンは、 ある意味でFREEJIA最強なキャラではないでしょうか…(笑 思い切った悲鳴の演出方法に、キャラの心情が伝わります♪